自計化支援

【1】自計化支援のご依頼を頂くお客様

(1)経営者が経理をしている会社が、簿記の知識がない社員に引継ぎをする場合
(2)経理担当者が退職又は定年する場合に、より正確に早く引継ぎを完了させたい場合
(3)事業の成長に伴い、経営者が業績の確認を早くしたいと思い始めた場合・・等    

【2】自計化支援の手順

(1)経営者との打ち合わせ

経営者としてどういう情報が欲しいのか?その打ち合わせから始めます。例えば、『売上高』一つとっても、小売業であれば、A商品の売上とB商品の売上を分けて確認したいとか、建設業であれば、公共工事の売上と民間の売上を分けて確認したい等、皆様が日頃から気にされている数字があるはずです。その把握のために打ち合わせをさせて頂きます

(2)現状の確認と資料集め

次は、貴社の業績報告書類(貸借対照表BS・損益計算書PL等)を作成するために必要な資料の確認を行います。どんな会社でも、下記の様な資料があるはずです。

《証憑書類(例)》

  • 預金通帳(コピー)
  • 領収書
  • 現金出納帳
  • 売上請求書控
  • 仕入・外注請求書
  • その他請求書
  • 賃貸借契約書
  • 固定資産購入明細 
  • カード引落し明細
  • 小切手帳や手形帳のミミ
  • 旅費交通費明細
  • 在庫明細
  • その他諸資料 

これらが今どのように使われいるのか?を整理していきます。その際に、各書類に『名前』が付いているか確認し、ない場合には付けさせて頂きます。  

(3)会計ソフト初期設定と入力

当事務所では上記資料を基に、会計ソフトの設定(顧客情報の入力、預金口座連動、勘定科目の設定、仕訳辞書等)はもちろんのこと、勘定科目表や入力マニュアルを作成します。会計ソフトへの入力は作業であり、できるだけ時間が掛からない様にすべきです。入力作業を短くするためには『考えない』ことが大切です。勘定科目表(どういう取引がどの勘定科目に該当するのか?の一覧表)や簿記の知識がない方でも安心して早く入力頂ける入力マニュアルを作成します。

(4)自計化後のアフターフォロー

自計化導入後においても、会計ソフトの操作方法や仕訳方法等、お客様に安心して頂けるようにサポートを行います。